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11月の製造業PMI、8カ月ぶり上昇


ニュース その他製造 作成日:2013年12月3日_記事番号:T00047355

11月の製造業PMI、8カ月ぶり上昇

 中華経済研究院(中経院、CIER)が2日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52で前月から0.4ポイント上昇し、8カ月ぶりに上昇に転じた。呉中書院長は、PMI上昇は景気底打ちを意味するが、わずか1カ月のデータでは確定できないと指摘した。3日付工商時報が報じた。

 PMIを構成する項目のうち、新規受注指数は前月比1.5ポイント上昇の52.7だった。13カ月連続で50を上回っている。雇用指数は53.7(同1.2ポイント上昇)で、12カ月連続で上昇した。生産量指数は53.6(同0.9ポイント上昇)、サプライヤー納期指数は50.8(同1.1ポイント下落)。購買品在庫指数は49.3(同0.4ポイント下落)で50を下回った。

 呉院長は、行政院主計処の2013年、14年域内総生産(GDP)成長率予測の下方修正について、輸出不振が原因だと指摘。ただ、主要輸出品の機械設備の指数が直近2カ月で大幅に改善しており、14年の輸出回復に期待していると述べた。