ニュース 社会 作成日:2013年12月4日_記事番号:T00047370
プロ野球球団「兄弟エレファンツ」は3日、同球団の経営権を中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)の傘下企業、華翼育楽に4億台湾元(約14億円)で譲渡することで契約を交わしたと発表した。なお同じく中信金傘下の中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)が4億元で命名権(10年)を獲得したチーム名については、今後検討が進められることになるが、「兄弟エレファンツ」の名前が残される見通しとなっている。4日付中国時報が報じた。
契約書を取り交わす兄弟エレファンツの洪董事長(右)と華翼育楽の林董事長(左)。中信金にとっては08年以来、5年ぶりの球団保有となる(3日=中央社)
兄弟エレファンツは先月身売りを表明した後、複数の企業が獲得に意欲を示していると伝えられたが、洪瑞河・球団董事長は本拠地を台北に残すことを希望して華翼育楽への譲渡を決めた。
華翼育楽の林逢春董事長は、「チーム全体をそのまま残し、現在交渉を進めている新人についても受け入れる方針だ」と語った。
なお中信金の元董事長、辜濂松氏とその息子で同社の大株主、辜仲諒氏は王貞治・福岡ソフトバンクホークス会長と親交が深く、新球団は王氏を顧問として招聘(しょうへい)するとの観測も出ている。
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