ニュース 医薬 作成日:2013年12月4日_記事番号:T00047374
台湾で販売されている後発医薬品(ジェネリック医薬品)について、許可証と実際の製品で成分が異なることが判明し、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)が製薬会社に登録資料の再提出を求めたところ、3,841件でデータの変更申請があった。なお、そのうち33製品についてTFDAは3日、生物学的同等性試験(BE試験)の再実施が必要と判断し、メーカーに回収を命じたと発表した。4日付工商時報などが報じた。
このほか21製品についても現在、BE試験再実施の検討を行っており、今月末までに結果を公表する予定だ。
ただTFDAは、回収を命じた医薬品も主成分は変更されておらず薬効に変わりはない上、新たに加えられた成分も違法なものではなく、安全上の問題はないと説明した。製薬会社は今回の問題について「制度の改訂に伴って生じたもの」と指摘している。
33製品は全て処方薬で▽ぜんそく▽高血圧▽痛み止め▽胃潰瘍薬──などが含まれる。製造していたのは▽南光化学製薬(NK)▽永勝薬品工業▽五洲製薬(UCファーマ)▽健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)──などで、そのうち南光の13製品が最多だった。
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