ニュース 電子 作成日:2013年12月4日_記事番号:T00047387
台湾インダクター業界では、来年は中国のスマートフォンメーカーで小型一体成型インダクターの採用が進むとの見通しから、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、奇力新電子、美磊科技(マグレイヤーズ・サイエンティフィック・テクニクス)などが生産能力の拡充を進めている。4日付工商時報が報じた。
小型一体成型インダクターは、クアッドコア搭載のスマートフォン1台に10~15個、アップルの「iPhone5」には21個搭載されている。価格は従来製品より50%高いが、スマートフォン全体に占めるコスト比重は低く、機能の大幅な向上が可能なため、中国メーカーが採用に意欲を示している。
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)によると、同製品の世界全体の生産能力は2014年に130億個に上るが、良品率が55~60%と低いため実際には80億程度とみられる。一方、来年の需要は87億個と予測されており、供給不足が懸念されている。
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