ニュース 電子 作成日:2013年12月4日_記事番号:T00047388
NAND型フラッシュメモリー価格が下落の一途をたどっており、川上メーカーが減産を検討している。早ければ年内にも実施するもようだ。4日付電子時報などが報じた。
今年上半期はスマートフォンやタブレット型パソコンなどのモバイル製品の需要増に支えられ、NAND型フラッシュメモリー価格は高水準を維持していた。下半期に入るとスマートフォン需要が低下したが、9月に韓国のDRAM大手、SKハイニックスの無錫工場(中国江蘇省)で火災が発生し、同社がNAND型フラッシュメモリーの生産能力をDRAM用に充てたため、NAND型フラッシュメモリー価格の下落幅は抑えられると予測されていた。しかし、11月下旬の契約価格が上旬より6~11%下落するなど、価格下落の勢いは止まらず、供給過剰は深刻とみられている。
現在メモリー各社は利益確保を重視しており、かつてのようにコスト割れしても市場シェア獲得を目指す戦略は見られなくなり、業界が成熟化に向かっている。
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