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電子ペーパーの元太、新型モジュールが量産開始


ニュース 電子 作成日:2013年12月4日_記事番号:T00047390

電子ペーパーの元太、新型モジュールが量産開始

 電子ペーパー(EPD)の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)はこのほど、電子ペーパーディスプレイモジュール「Fina」の量産開始を発表した。4日付工商時報が報じた。


ポケットブックCADリーダーは、5日に米国で正式発表される(元太リリースより)

 Finaは薄型ガラスを採用したTFT(薄膜トランジスタ)で電子ペーパーの薄型化、軽量化を達成したのが特徴。さまざまなサイズの電子ペーパー採用製品に応用が可能だ。

 また同モジュールはCAD画面専用の表示装置「ポケットブックCADリーダー」に初めて搭載する。13.3インチのモジュールの重量はわずか60グラムだという。

 同社は電子ペーパーの応用範囲の拡大に努めており、来年は米国で開かれる家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に初出展する予定だ。