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大豆とトウモロコシ、高騰続く


ニュース 食品 作成日:2008年1月3日_記事番号:T00004741

大豆とトウモロコシ、高騰続く

 
 大豆、トウモロコシ、小麦などの国際価格が急騰を続け、中国が国内への供給を優先するため、輸出税の徴収を開始したことを受け、春節(旧正月)を控えて関連業界がコスト上昇圧力にあえいでいる。3日付経済日報が伝えた。

 輸入価格の値上がりで、小規模のもち類生産業者や養豚業者の経営は直撃を受ける見通しだ。台湾区飼料公会の洪堯昆理事長は、「4月以降は台湾の食糧供給が不足し、原料調達ができない業者は淘汰されることもあり得る」と悲観的な見通しを示した。

 洪理事長は、「政府は糧食平準基金を復活させ、補助金の支給によって業者の調達リスクを分散させ、物価安定に努めるべきだ。輸送費用への補助や低利融資の提供によって、業者のコスト上昇圧力を和らげることも選択肢だ」と指摘した。