台中の百貨店はここ２年改装が相次ぎ、特にレストラン、家庭用品、婦人靴の業績が大幅に伸びている。６日付工商時報が報じた。
中友百貨は５日、３～５階の婦人服売り場リニューアルオープンに、多くの買い物客が押し寄せた。改装では台湾13ブランドを一掃して、海外ブランドを数多く誘致した。リニューアルを記念して、12月25日までは3,000台湾元（約１万円）購入で300元の商品券還元などのセールを開催する。
中友百貨はこれまでの改装効果で、レストランなど飲食店、家庭用品の１～11月売上高がそれぞれ前年同期比３割増えた。このため、子供服や男女兼用衣料が同15％減と落ち込んだが、全体は同３％増の74億200万元にとどまっている。
一方、新光三越百貨の台中中港店は６日、雑貨などの11階をリニューアルオープンした。全館で大規模な改装を進めており、11月末にリニューアルオープンした若者向け婦人服、婦人靴売り場は業績が数倍になった。年内には２階のブランド品、３階のデザイナーズ・輸入婦人服、５階の紳士服売り場もリニューアルオープンする。
