ニュース 食品 作成日:2013年12月6日_記事番号:T00047439
台中市地方法院検察署は5日、福懋油脂(フォルモサ・オイルシード・プロセッシング)がイタリアやスペインから輸入した「純度100%」をうたうオリーブオイルに菜種油を混入したとして、詐欺、商品の不当表示による食品衛生管理法違反の罪で同社および同社の林立中・前油脂事業処長ら5人を起訴した。検察によると、菜種油混入商品の販売額は6年間で1億967万台湾元(約3億8,000万円)に上るという。6日付中国時報が報じた。
起訴状によると、林被告は2007年1月から、「純オリーブオイル」をうたう6商品に20〜50%の安価な菜種油を混入するよう指示。以降、6年以上にわたり同様の製法を続けながら「天然100%輸入オリーブオイル」として販売し、消費者の目をごまかしていた。
林被告は、「コストを抑えるため菜種油混入を指示した」と認めている。純オリーブオイルは1キログラム約100元に対し、菜種油は同40〜50元だという。なお、同社のオリーブオイル3商品から着色剤の銅クロロフィル(銅葉緑素)が検出された問題について同社の被告はいずれも添加を認めていない。
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