ニュース 石油・化学 作成日:2013年12月6日_記事番号:T00047440
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が23億米ドルを投じる中国浙江省の寧波プラント第2期拡張工事は、来年末までに全てが完了し稼働する予定だ。台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の李志村董事長は、同社の4工場稼働で、年間売上高200億台湾元(約690億円)の増加が見込まれると説明した。6日付蘋果日報が報じた。
同社4工場の稼働予定は、▽ポリ塩化ビニル(PVC)年産7万トン、来年第1四半期▽エチレン酢酸ビニル(EVA)同20万トン、来年第3四半期▽高吸水性樹脂(SAP)同6万トン、来年第3四半期▽アクリル酸エステル(AE)同20万トン、来年末──。
李董事長は来年の世界石化産業の見通しについて、欧米の景気回復に伴い需要が増加するため、需給バランスは今年より良くなるとの見方を示した。寧波プラント拡張の他、福建省のステンレス工場、福建福欣特殊鋼が来年5月にフル稼働になる見通しから、今年を上回る業績が期待できると語った。
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