ニュース 電子 作成日:2013年12月6日_記事番号:T00047442
液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)はこのほど、オンセル方式タッチパネルの生産能力確保のため、18%を出資する和鑫光電(ハンスタッチ・ソリューション)から第5.3世代タッチセンサー工場および生産設備を42億2,500万台湾元(約145億円)で購入すると発表した。来年3月1日に所有権の移転を完了、同年第2四半期に量産を開始できる見通しだ。6日付工商時報が報じた。
ハンスターが今回買収するのは、ハンスタッチの南部科学工業園区(南科)第1工場で、土地および工場棟を14億2,500万元、生産設備を28億元で購入する。
オンセル方式タッチパネルではタッチセンサーと液晶パネルのガラス基板サイズが一致することから、ハンスターは自社の南科5.3世代パネル工場との統合効果を考慮して工場買収を決めた。
またハンスタッチは顧客が分散しており、これまでハンスターに十分な供給ができない状況だったこと、およびハンスターが来年、スマートフォンでのオンセル方式タッチパネル採用が拡大すると予測していることも買収を後押ししたようだ。
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