ニュース 電子 作成日:2013年12月6日_記事番号:T00047443
デジタルカメラ用レンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した11月の連結売上高は前月比9%増、前年同月比6%増の31億8,200万台湾元(約109億円)で過去最高となった。アップル新製品の米国での販売好調を受けたものだ。ラーガンは先月、特許侵害で顧客のサムスン電子を提訴したため、同社からの受注が減るのではないかとの声もあったが11月売上高に影響は出なかった。6日付経済日報などが報じた。
ラーガンは10月に今年最高の売上高を記録したばかり。12月も高水準を維持できれば、第4四半期通期の売上高は前期比約3割増で、四半期ベースで過去最高の93億元となる見込みだ。なお、今年1〜11月の売上高は242億3,600万元で前年同期比43%増。証券会社は、今年通年の売上高は275億元、前年同期比37.5%増を予測している。
同社の今後の見通しについて野村証券は、アップルが来年以降、アップル「iPhone」にラーガンの手ぶれ補正機構(OIS)搭載のレンズモジュールの採用を決めれば、今後2年間、20〜33%の増収、3〜5%の増益を果たすとみている。ただ、同製品の良品率は低く、ラーガンが改善できるかに市場の注目が集まると指摘した。
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