ニュース 電子 作成日:2013年12月6日_記事番号:T00047444
液晶パネル業界では最近、ノートパソコン用パネルの緊急受注が増え、すでにメーカーがオファー価格の値上げを要求しており、来年第1四半期にも価格が反発する可能性があると業界関係者は予測している。特に北米、欧州および中国など新興国市場から14、15.6、17.3インチパネルの需要が増えているという。6日付電子時報が報じた。
ただ、パネルメーカーは既にノートPC用パネル生産ラインのタブレット型PC用などへの転換を進めており、緊急受注増加を受けて生産ラインの再調整を進めているが、労働力および材料不足から顧客の需要に十分応えられていない状況だ。
このため市場調査会社、ディスプレイサーチの調べによると12月上旬のノートPC用パネル価格は14インチ製品で36.8米ドル、15.6インチで36米ドル、17.3インチで56.5米ドルと横ばいが続いている。
なおディスプレイサーチは、2013年の市場全体のノートPC出荷台数を1億7,900万台、同製品用パネルの出荷枚数を1億8,300万枚と予測しているが、来年はこれがノートPC1億6,800万台、パネル1億5,000万枚と逆転し、供給不足に陥るとみている。
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