ニュース 電子 作成日:2013年12月6日_記事番号:T00047445
台湾積体電路製造(TSMC)はこのほど、顧客とIC設計などで全面的な提携を進めるオープン・イノベーション・プラットフォーム(OIP)を通じて、米半導体設計・IP(知的財産)企業、シノプシスと16ナノメートル製造プロセスの立体構造トランジスタ(FinFET)技術で提携したほか、設計自動化(EDA)大手、米ケイデンス・デザイン・システムズと同社のデジタル設計ツールを16ナノFinFETによるクアッドコア(4コア)プロセッサー設計に導入することで提携を結んだ。6日付電子時報が報じた。
シノプシスは、同社の設計ソリューションが既にTSMCの16ナノFinFETプロセス設計規則、デザインルール・マニュアル(DRM、バージョン0.5)の認証を取得したと表明。今後カスタマイズ設計の強化に貢献する見通しだ。
またケイデンスのデジタル設計ツールは、TSMCの16ナノリファレンスフローに導入して、ARMのCortex-A15プロセッサの検証に利用され、顧客の設計能力を大幅に向上させると見込まれている。
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