ニュース 電子 作成日:2013年12月6日_記事番号:T00047446
金属筐体(きょうたい)大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は、今年の通年売上高が400億台湾元の大台に乗ることが確実になった。同社が5日発表した11月の連結売上高は前月比2.2%増、前年同月比49.9%増の46億5,200万元(約160億円)で、単月としての最高売上高を更新。1〜11月累計では393億3,600万元となり、通年で過去最高だった前年の370億2,900万元を既に上回っている。12月も高水準を維持できる見通しで、証券会社は今年通年で430億元に達する可能性もあると予測している。6日付工商時報などが報じた。
11月は主に携帯電話の販売好調やタブレット型パソコンの新製品発売、ビジネス用ノートPCの出荷好調が売上増に寄与した。なお、蘇州工業園区(中国江蘇省)内の可成科技(蘇州)の工場を11月末で生産停止としているが影響は出なかった。
業界関係者は、米アップルが今後部品の調達先を分散させる見通しの下、キャッチャーは来年第2四半期に「iPhone」向けの金属筐体の受注を獲得できる見通しで、実現すれば来年の売上成長に大きく貢献するとみている。
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