ニュース 電子 作成日:2013年12月6日_記事番号:T00047447
中華電信は5日、日本でNTTドコモのWi-Fiを1日150台湾元(約520円)で好きなだけ利用できるサービスを発表した。申請は来年3月末までで無料だ。訪日旅行者が増加する一方、日本は無料Wi-Fiの利用が台湾ほど広がっていないためネット接続で不便さを感じることが多い。同社のサービスはこのニーズを狙ったものだ。
中華電信の同サービス「Wi-Fiローミング自動認証」申請は、日本を訪問するため「アジア国際ローミングインターネット接続日額プラン」を申請した人、および中華電信の3G(第3世代)ユーザーで「3G国際データローミング」機能をオフにした人が対象だ。申請は、中華電信の営業所の窓口(特約サービスセンターは除く)に出向くか、0800−080−090または台湾の携帯電話から通話料無料の直通ダイヤル800に電話すればよい。
ネットワーク識別名(SSID)はdocomo_eap_roaming。一度設定すれば、その後NTTドコモのdocomo Wi-Fiサービスエリアに入れば自動ログインする。もし3G国際データローミング機能をオフにしていなければ、Wi-Fiが不安定なときに3G回線に自動接続されてしまうので注意が必要だ。
来年3月末までは1分当たり5元と、優待料金が適用される。1日にどれだけ利用しても料金は最大150元だが、台湾時間を基に計算する。
NTTドコモのホームページによると、docomo Wi-Fiのサービスエリアは日本全国に11万7,800エリア、アクセスポイントは14万1,400カ所だ。駅、空港、喫茶店、ファストフード店、ファミリーレストラン、コンビニエンスストアなど街のさまざまな場所で利用できる。
香港でも利用可能
中華電信は同時に、香港のPCCWとも同様の提携を発表した。SSIDはPCCW1xで、料金は1分当たり2元、1日上限150元だ。
交通部観光局の統計によると、今年上半期の訪日台湾人旅行者は延べ110万人と、前年同期比5割増え、過去最高となった。香港を訪れた台湾人は1~9月で延べ157万333人で、観光目的が同6.8%増えた。
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