ニュース 石油・化学 作成日:2013年12月9日_記事番号:T00047470
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の11月連結売上高は前月比3%増、前年同期比2.7%増の合計1,630億4,700万台湾元(約5,700億円)となった。7日付経済日報などが報じた。
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は185億700万元で、前月比5.4%の増収だった。仁武(高雄市)と麦寮(雲林県)の塩化ビニルモノマー(VCM)プラントの大型保守作業が11月に終了し、ポリ塩化ビニル(PVC)の生産を再開、同時に価格を値上げできた。また、中国の靴製品向けの需要増により低密度ポリエチレン(LDPE)、エチレン酢酸ビニル(EVA)の出荷量が10月より伸びたことも貢献した。
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は同5.1%増の807億8,800万元。11月の石油精製量は前月より2.4%落ち込んだが、ガソリン輸出の利ざや改善と軽油価格の上昇が増収に寄与した。
その他2社は減収で、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)は373億5,000万元と同0.2%減、南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)は264億200万元と同0.5%減だった。
なお、今年1〜11月の主要4社の売上高は前年同期比5.9%増の1兆7,256億元で、各社いずれもプラス成長を遂げている。
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