ニュース 電子 作成日:2013年12月9日_記事番号:T00047473
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が6日発表した11月連結売上高は前月比6.4%増、前年同月比117.28%増の64億5,500万台湾元(約225億円)となり、6カ月連続で過去最高を更新した。9月に発生した韓国半導体大手、SKハイニックスの中国・無錫工場(江蘇省)の爆発事故によってDRAM供給量が減少した効果に加え、単価の高いモバイルメモリーやクラウドサーバーメモリーといった高付加価値製品の出荷割合を高めたことが奏功した。7日付工商時報などが報じた。
一方、同じく台プラ傘下の南亜科技の11月連結売上高は前月比12.6%減、前年同期比33.72%増の38億4,600万元だった。10月はハイニックスの爆発事故により緊急受注が舞い込み大幅な売上増となったが、需給バランスが回復したため11月は前月比で大幅減となった。
なお南亜科技は、12月はゲーム機やモバイル機器の新機種の販売増と、中国の春節(旧正月)商戦を前にした需要増によりDRAM価格は安定するとみている。
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