ニュース 社会 作成日:2013年12月10日_記事番号:T00047479
今年の台湾の世相を表す漢字が9日発表され「偽り」などを意味する「假」が選ばれた。得票数は過去最多の1万7,790票で、全体の3割近くを占め、2位の「黒」(3,861票)を大きく引き離した。聯合報の游美月編集長は、「假」が選ばれたことについて、今年1年住民が不安や不信感を抱いていたことを表しており、意外ではないと説明した。10日付同紙が報じた。
「今年の漢字選び」は聯合報と遠東集団の徐元智先生紀念基金会が2008年から開催し、今年で6回目を迎えた。各界の著名人などが選出した57の漢字から電話投票を行い、総得票数は6万2,172票に上った。
3位以下は順に▽毒▽乱▽謊▽悶▽混▽真▽醒──で、安と食が同数を獲得し10位につけた。上位のうち、9つが食の安全問題に関する漢字だった。
「假」を推薦した生態学者の陳玉峰氏は、今年は食用に禁じられている添加物の使用や、食用油の不当表示問題など食品安全問題の他、政策の変更など「偽り」の事件が多かったと説明した。
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