ニュース 公益 作成日:2013年12月10日_記事番号:T00047481
台湾中油(CPC)は9日、LPガス料金について「市民が安心して春節(旧正月)を過ごせるよう、来年1月は値上げを凍結する」と表明した。また同社主管は、「今年の春節は1〜2月にまたがることから、2月も値上げしない可能性がある」と非公式にコメントした。10日付中国時報が報じた。
CPCは12月初め、LPガス料金を1キロ当たり1台湾元(約3.5円)値上げ。ボンベ1本当たりの価格が全土平均960元、北部では1,000元を突破し、市民や小吃(軽食)業者から強い反発を受けた。
しかしこの値上げについて張家祝・経済部長は「CPCは国際的なコスト上昇を受けて本来1キロ当たり8.4元の値上げを計画していたが、民生への影響を考慮して7.4元を自社で吸収することを決めた」と同社を擁護した。
一方、値上げに反対する立法委員は納得せず、1元の値上げを取り消すよう要求。CPC側と協議を進めた結果、「来年1月はさらなる値上げをしない」ことで合意に至った。
さらにCPCは、台湾域内向けガソリン、軽油価格についても春節連休期間(1月29日〜2月5日)は調整しないと表明した。
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