ニュース 運輸 作成日:2013年12月10日_記事番号:T00047485
中台間の海運直航が2008年12月に実現して間もなく5年を迎えるが、台湾港務公司の蕭丁訓董事長は、輸送コンテナや貨物の取扱量、旅客数が予想を上回る成長を見せており、整備を進める自由経済モデル区の設立後はさらなる成長が期待できると語った。10日付経済日報などが報じた。
台湾港務によると、中台間の海運直航1年目となる09年は、▽コンテナ輸送、156万6,800TEU(20フィートコンテナ換算)▽貨物輸送、57万4,600トン▽旅客数、延べ8万4,900人──だったが、今年1~11月時点で▽コンテナ輸送、204万3,800TEU(09年比30.4%増)▽貨物輸送、235万3,200トン(同4.1倍)▽旅客数、延べ31万5,700人(同3.7倍)──にまで拡大した。
また、きょう10日から3日間にわたり、「2013両岸(中台)海運論壇(フォーラム)」が台中市で行われ、今後の中台直航便の発展促進や、中台提携による新たな海運商機の創造などが話し合われる。台湾からは、陳純敬・交通部政務次長、中国からは何建中交通輸送部副部長らが参加する。蕭董事長は同フォーラムの準備委員会の主任委員を務めており、今回のフォーラムを通じて、中台間の提携を加速し、人・モノの流れや情報通信を円滑化し、各種業務の交流を強化していきたいと説明した。
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