ニュース 電子 作成日:2013年12月10日_記事番号:T00047501
10日付電子時報によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、28ナノメートル製造プロセス製品の受注減少により設備稼働率が65~70%に低下しているが、来年第1四半期には持ち直す見通しだ。
サプライヤーによると、TSMCの稼働率低下の背景には、クアルコムが在庫調整中に加え、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のアクセラレーテッド・プロセッシング・ユニット(APU)が、ソニーの「プレイステーション4」やマイクロソフト(MS)の「Xbox」向け出荷ピークを過ぎたことなど大口顧客の受注縮小がある。また、IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の第4世代移動通信(4G)向けチップが設計段階で小幅な修正を加えられており、量産時期が来年初頭に持ち越されていることも挙げられているが、稼働率は間もなく谷底を脱するとの見方だ。
一方、20ナノプロセスは、来年第2四半期から量産に入るとともに売り上げに貢献する見通しだ。TSMCは14年の売上構成比は10%ほどだが、15年には30%に上昇すると予測している。
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