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気功団体軟禁餓死事件、責任者を立件へ


ニュース 社会 作成日:2013年12月11日_記事番号:T00047507

気功団体軟禁餓死事件、責任者を立件へ

 彰化県で今年6月、母親が高校3年の息子、詹淳寓さんを気功団体「日月明功」の施設に送り、18日間にわたり軟禁状態に置きいて餓死させた事件で、彰化地方法院検察署は10日、同団体の責任者、陳巧明容疑者(59歳)を傷害致死の疑いで立件する方針を固めた。11日付蘋果日報が報じた。

 母親の黄芬雀容疑者(49歳)は日月明功の信者で、事件当時には「息子のしつけが目的だった」などと説明していた。母親も傷害致死の疑いが持たれている。事件ではこのほか、軟禁の実行犯として、同団体の幹部の許愛珍容疑者(36歳)も逮捕され、保釈されている。

 陳巧明容疑者の立件は、軟禁行為が「邪教」団体と目される日月明功の組織的犯行だったとの判断による。陳巧明容疑者は先月18日、事件関係者として検察の事情聴取を受けた後、行方をくらましている。