ニュース 社会 作成日:2013年12月11日_記事番号:T00047513
環境保護署(環保署)が随時更新している微小粒子状物質「PM2.5」濃度の観測データによると11日午前10時半現在、雲林、嘉義、台南市、高雄、屏東で濃度が高い水準にあり、特に高雄、屏東ではあす(12日)も1平方メートル当たり60〜80マイクログラムの高い水準が続くと予測されている。PM2.5は吸い込むと肺の奥深くまで入りやすく健康への影響が大きいとされ、環保署は市民に対し、外出の際はマスクを着け、高齢者や子どもはなるべく外出を控えるよう呼び掛けている。11日付自由時報などが報じた。
PM2.5で霞む高雄市。夕方のように暗い(11日=中央社)
環保署によると、9日深夜から台湾本島北部および金門・馬祖でPM2.5濃度が1平方メートル当たり平均125マイクログラムまで上昇。その後、北東からの季節風の影響で中南部へも影響が拡大し、10日には全土77カ所の観測所のうち72カ所で健康へのリスクが懸念される水準に達した。さらに16カ所では「深刻な汚染状態」が12〜15時間にわたって継続した。
なおPM2.5濃度は、日本の環境基準が「1平方メートル当たり1日平均35マイクログラム」で、同80マイクログラムを超えると健康へのリスクが高まるとされる。
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