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国泰人寿、永聯の瑞芳物流園区を買収


ニュース 運輸 作成日:2013年12月12日_記事番号:T00047542

国泰人寿、永聯の瑞芳物流園区を買収

 生保大手、国泰人寿保険(キャセイライフ)は11日、永聯開発建設(アリー・デベロップメント)が新北市瑞芳区で開発を手掛ける台湾最大の物流団地、「瑞芳永聯物流園区」(敷地面積14万9,000坪)を60億台湾元(約210億円)で取得したと発表した。今後30億元を投じて開発を進める。国泰人寿が物流団地開発を手掛けるのは初めて。12日付工商時報が報じた。

 国泰人寿の広報担当者は、自由経済モデル区の先行きやオンラインショッピングの普及による倉庫需要増加を好感し、買収を決定したと説明。大台北地区(台北市、新北市、基隆市)周辺に、他にこれほど広大な物流倉庫用地がないことも決め手となった。

 なお同社は永聯開発建設傘下の永聯物流に同園区を10年以上リースする契約を締結。今後、永聯物流が入居企業の募集を担う。

 同園区は敷地面積のうち約7万~8万坪に倉庫の設置が可能で、既に香港の総合商社、利豊集団(リー&フォングループ)が約6,000坪を倉庫として利用中だ。他にも数社の入居が決まっており、本格稼働後は年間3億~4億元の賃貸収入が見込まれる。