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ノートPC、今年も出荷好調が持続


ニュース 電子 作成日:2008年1月3日_記事番号:T00004755

ノートPC、今年も出荷好調が持続

 
 ノートブック型パソコン市場は、今年も順調な成長が見込まれており、台湾OEM(相手先ブランドによる生産)メーカーも引き続き業績の伸びが続く見通しだ。3日付経済日報が伝えた。

 花旗環球証券アナリストの楊応超氏は、今年、世界全体のノートPC出荷台数は、昨年比26%増の1億3,500万台に上るとの見方を示した。
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 調査会社IDCによると、昨年、世界全体のパソコン出荷総台数は2億6,900万台で、このうちノートPCは前年比33.8%増の1億1,000万台を占めた。一方、デスクトップPCは前年比4.3%増にとどまった。今年のパソコン出荷総台数は3億200万台で、ノートPCは25.6%増の1億3,800万台に上ると見ている。

 ノートPC受託生産で世界首位の広達電脳は、今年の出荷台数を20%増の3,600万台と予測。仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は30%増の3,000万台としている。ただし、今年も米国のサブプライムローン問題の影響と、バッテリーを主とする部品不足問題の影響が懸念されている。