ニュース 電子 作成日:2013年12月12日_記事番号:T00047554
グーグルは11日、台湾に設置したデータセンター(彰化県・彰浜工業区)の第1期落成・稼働式典を開催し、同センターへの総投資額を従来の3億米ドルから6億米ドルに拡大すると表明した。12日付工商時報が報じた。
カバ・バイスプレジデントは一部施設を公開し案内した(11日=中央社)
グーグルは「香港でのデータセンター拡張が難しいことから台湾およびシンガポールでの規模拡大を決めた」と説明した。台湾データセンターには、サーバー、ストレージ設備、ネットワーク機器、放熱モジュールなどを地場メーカーから調達しているほか、省エネルギー、電源関連で台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)をパートナーとしており、投資額拡大に伴い恩恵を受けそうだ。
またグーグルのデータセンター担当バイスプレジデント、ジョー・カバ氏は、「台湾のパートナーは卓越した能力と高度な品質を備えており、当社が将来他の地域でデータセンターを設置する際に引き続き協力を求めることになる」と語った。これに伴い、台湾企業に100億台湾元(約350億円)を超える調達商機がもたらされると工商時報は予測している。
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