ニュース 電子 作成日:2013年12月12日_記事番号:T00047555
12日付電子時報がサプライチェーンの観測を基に報じたところによると、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)がヒューレット・パッカード(HP)のビジネス用PCの受注を獲得した。受注台数は約400万台。来年6月から出荷を開始するもようだ。これに対しコンパルはコメントを控えている。
コンパルのHPのノートPC受注台数は比較的少なく、業界関係者は来年、HPの出荷台数2,800万台のうち、コンパルの生産シェアは7~9%と予測していた。ビジネス用PC受注獲得が事実であれば、一気にシェアが拡大する。陳瑞聡コンパル総経理は先日、来年のノートPC出荷台数を今年比5.2%増の4,000万台と、市場全体の成長率を大きく上回る予測を示しており、HPの受注獲得が成長を押し上げるとみられる。
現在PCブランドは、コスト管理や調達権拡大のため、委託先を縮小する傾向にある。これを受け、受注は大手のコンパルと広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の2社に集中し、緯創資通(ウィストロン)、英業達(インベンテック)、和碩聯合科技(ペガトロン)は減少を余儀なくされている。
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