ニュース 商業・サービス 作成日:2013年12月13日_記事番号:T00047574
小売り・飲食業などを手掛ける三商行(マーキュリーズ&アソシエイツ)は、傘下の小型百貨店、三商百貨の営業を来年3月までに終了すると発表した。今月21日より澎湖店、花蓮店、台東店など台湾全土の9店舗を順に閉店させ、31年の歴史に幕を閉じることになった。13日付工商時報などが報じた。
三商百貨は1982年に1号店をオープン後、ピーク時には35店舗を展開、年間売上高は60億〜70億台湾元(約210億〜245億円)に達し同グループの発展に大きく貢献した。その後は小売市場の競争に敗れ業績が悪化。昨年の売上高3億元に対し、純損失5,000万元を計上していた。
三商行は今後、同グループ傘下の小規模スーパーマーケットの美廉社(シンプルマート)を小売りの主力にする方針だ。現在約350店の店舗数を3年以内に1,000店へ拡大する計画で、来年には桃園県南カン(カンは山の下に坎)に200坪の大型店もオープンさせる。
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