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馬英九氏、特別被疑惑捜査の検察官を告訴


ニュース 社会 作成日:2008年1月4日_記事番号:T00004758

馬英九氏、特別被疑惑捜査の検察官を告訴

 
 国民党の総統候補、馬英九氏は3日、二審無罪判決を受けた台北市長時代の特別費不正支出疑惑をめぐり、取り調べ段階で侯寛仁検察官ら3人が事実と異なる調書を作成したなどとして、弁護士を通じ台北地検に告訴状を提出した。

 告訴状を提出した陳長文弁護士は、侯検察官らが偏向した取り調べを行い、台北市政府の財務担当者の調書を作成する際に、事実と異なる記述を行ったなどとして、文書偽造の疑いがあると主張した。

 台北地検は、所属検事が告訴対象となったことについて、「法律に基づいて対処する」とだけコメントした。

 馬氏陣営はまた、民進党の総統候補、謝長廷氏の特別費不正支出疑惑をめぐり、台北地検が高雄市政府関係者を取り調べた際、違法事実を認めながら起訴しなかったと主張。職権乱用で故意に不起訴処分を下したとして告発した。

 馬氏陣営は、謝長廷氏の疑惑をめぐる捜査と明らかに捜査基準が異なるとして、疑義を呈した。