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三井日本料理、商標訴訟2件で敗訴


ニュース その他分野 作成日:2008年1月4日_記事番号:T00004759

三井日本料理、商標訴訟2件で敗訴

 
 日本料理チェーン店の三井日本料理餐庁(台北市農安街)が登録した「極料理」「料理美術館」という商標をめぐり、台北高等行政裁は3日までに、両商標の登録を認めない決定を下した。4日付経済日報が伝えた。

 「極料理」という商標は三井が2003年12月に登録したが、台中地区の企業が先に「極字設計図」という商標を飲食店名として登録しているとして提訴。台北高等行政裁は双方に「極」という字が含まれ、いずれも飲食店名に使用されており、消費者が混乱する恐れがあるとして、三井に商標登録を取り消した。三井は字体が異なるなどとして、商標登録に問題はないと主張していた。

 また、04年に登録された「料理美術館」という商標についても、「美術館」という商標登録が先になされていたことから訴訟に持ち込まれた。台北高等行政裁は、表記スタイルが似ている上、「料理」という2文字を加えただけでは、消費者が十分に区別できないとして、三井側の主張を退けた。