ニュース 政治 作成日:2013年12月16日_記事番号:T00047594
王金平立法院長らの検察幹部に対する圧力疑惑に関連し、法務部検察官評鑑委員会は14日、職権を乱用した通信傍受や機密漏えいなどがあったとして、黄世銘検察総長の免職、最高法院検察署(高検署)特別偵査組の楊栄宗組長、鄭深元検察官に対する戒告を監察院に勧告した。15日付蘋果日報が報じた。
一方、王立法院長から柯建銘立法委員(民進党)の会社資金着服事件で上訴を断念するよう圧力を受けた高検署の陳守煌検察長、担当の林秀濤検察官については、取り調べに対し、明確に供述を行ったとして、法務部内の処分に委ねるとした。
問題の事件は、柯立法委員が1997年に全民電通の総経理を務めていた当時、会社資金を着服したとされるもので、柯立法委員は今年6月、一審判決が無罪に変更となり検察の上訴断念で無罪が確定した。背景には王立法院長による検察への圧力があったとされる。
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