104人材銀行のまとめによると、台湾域内の企業に勤めるサラリーパーソンの春節ボーナス（年終奨金）は平均1.61カ月で、昨年（1.6カ月）とほぼ同じ水準となる見通しだ。春節ボーナスの発給を既に決定した企業は全体の81％で、「昨年より金額を増やす」は12％、「減らす」は19％となった。４日付中国時報が報じた。
平均支給額が最も高いのは金融保険業の2.6カ月。最も低いのはマスメディア業の1.4カ月となる。一般サービス業は1.5カ月でこれに次いで低い。
邱文仁104人材銀行銷総監によると、53％の企業が個人の業績をボーナス額に反映させており、金融業、サービス業、旅行業など従業員数が多い業種以外では、既に同方式が主流になっている。
春節ボーナスの使い道としては、サラリーパーソンの58％が「投資・財テク」と回答。37％が「貯金」で、給与が上昇しにくい経済環境の下、「増やすこと」と「貯めること」への関心が高いことが分かる。
