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2年足らずで26%円安、「哈日族」の購買意欲刺激


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年12月16日_記事番号:T00047601

2年足らずで26%円安、「哈日族」の購買意欲刺激

 13日午後に日本円が1米ドル=103円92銭、対台湾元レートも1台湾元=約3.5円に迫り5年ぶりの安値を付けるなど円安傾向が続く中、ある銀行主管は、2年足らずで日本旅行費用や日本製品購入費が26%値下がりしたのと同じ効果があり、「哈日族(ハーリーズー、日本好き)」の購買意欲を強く刺激する要因となっていると指摘した。14日付工商時報が報じた。

 同主管によると、日本円の対米ドル相場が2012年2月2日に1米ドル=76円13銭の高値に達した際、対台湾元レートは1台湾元=2.576円だったが、今月13日には台湾元対米ドル相場、1米ドル=29.689台湾元で計算すると1元=約3.5円前後となり、大幅に円安が進んだことになると指摘した。

 同主管は円安について、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」により、昨年末から大幅な円安が進行していたところに、米国の量的緩和政策(QE)縮小観測から米ドルが買われたためと説明した。