ニュース その他製造 作成日:2013年12月16日_記事番号:T00047604
ゴルフ用品などの受託生産大手、明安国際企業(アドバンスト・インターナショナル・マルチテック)、大田精密工業(O-TAプレシジョンインダストリー)がゴルフ需要の低迷や同業との競争激化、中国での人材コスト上昇などで、今年通年で赤字を計上する見通しだ。両社とも上場後10数年で初めての赤字転落となる。14日付蘋果日報などが報じた。
明安は今年第1四半期に、需要期にもかかわらず顧客の調達が低迷したこと、第3四半期に設備稼働率が低下したことに加え、台湾元の値上がりで為替損失を生んだことが影響したと説明。ただ、第4四半期は需要期で受注も好調なため、業績は回復している。
一方大田精密も第4四半期の受注は前年同期を上回っており、同社主管は、売上高も前年同期の15億3,000万台湾元(約53億円)以上が狙えると期待感を示した。
なお、同業の鉅明(ダイナミック・プレシジョンインダストリー)は、年初に中国の広州工場を閉鎖し、高雄工場に生産ラインを移転したことで人件費は上昇したものの、生産効率が上昇。高価格帯製品に注力し、通年では黒字転換を果たす見通しだ。
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