ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年12月16日_記事番号:T00047607
高雄市環境保護局は15日、同市仁武区の電気めっき業者、連益工業が同市内を流れる後勁渓に重金属のニッケルを基準値の500倍以上高い濃度で含む工場廃水を排出していたとして、同社に操業停止を命じるとともに公共危険罪で刑事告発した。16日付中国時報が報じた。
環境保護局は最近、仁武区内で水質異常を発見し、汚染源の特定を進めていた。
サンプル採取の結果、連益工業の工場廃水にはニッケルが1リットル当たり518ミリグラム含まれており、基準値の1ミリグラムをはるかに上回っていた。さらに亜鉛も基準値の6倍の濃度で検出された。
後勁渓では半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)の高雄K7工場による工場廃水の排出が摘発されたばかりだが、連益工業の工場廃水のニッケル濃度はASEの4.18ミリグラムを100倍以上上回る。
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