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鴻海のUSB3.0特許侵害問題、中国で嘉沢に勝訴


ニュース 電子 作成日:2013年12月16日_記事番号:T00047611

鴻海のUSB3.0特許侵害問題、中国で嘉沢に勝訴

 鴻海科技集団(フォックスコン)と電子部品メーカー、嘉沢端子工業(LOTES)の傘下企業によるUSB3.0関連の特許侵害係争で、嘉沢側が鴻海の特許を侵害したとの中国当局の判断を不服として南京市中級人民法院で起こしていた行政訴訟で、このほど原告敗訴の判決が下された。16日付工商時報が報じた。

 鴻海は2011年、嘉沢の中国子会社、得意精密電子(江蘇省蘇州市)がUSB3.0関連のライセンス契約交渉に応じなかったため、中国関連当局に行政調停を申し立て、得意側は証拠保全手続きを受けた。その後、今年7月に中国当局が得意側の特許侵害を認定する決定を下し、得意側が決定を不服として提訴していた。

 嘉沢は鴻海側の対応が米反トラスト法(競争法)違反に当たるとして、昨年4月に米ニューヨーク州連邦地裁に提訴したが、一、二審で敗訴している。