ニュース 電子 作成日:2013年12月16日_記事番号:T00047614
韓国の液晶パネル大手、サムスンディスプレイとLGディスプレイ(LGD)が中国市場への出荷を積極化しており、台湾の友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)への影響が懸念されている。16日付電子時報が報じた。
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、10月の中国液晶テレビブランドへのパネル供給はイノラックスが首位で、次いで▽深圳市華星光電技術(CSOT)▽LGD▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)▽AUO▽サムスン──となっている。LGDはここ数カ月3位の座を維持しているが、11、12月は出荷を加速しており、一気にトップに躍り出る可能性も指摘されている。また、サムスンは中国向け出荷の比重を今年の5%から来年には17%まで引き上げる計画で、超高解像度4K2K、直下型LED(発光ダイオード)バックライト搭載製品や曲面型液晶テレビ向けが含まれるとみられている。
なお、液晶パネル市場は現在在庫過剰気味で、来年第1四半期はパネル価格に下落圧力がかかる公算が大きい。需給バランスの改善は、3月時点で中国の労働節(メーデー)連休向けの需要などを見る必要がありそうだ。
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