ニュース 電子 作成日:2013年12月16日_記事番号:T00047616
市場調査会社、LEDインサイドは、液晶テレビ用LED(発光ダイオード)バックライトの来年の生産額は今年比17%減の24億1,000万米ドルで、初のマイナス成長に陥るとの予測を示した。LEDチップの使用量がエッジライト方式の半分で済む直下型方式を採用した液晶テレビの市場浸透率が来年は6割に達し、主流製品となる見通しであることが主な根拠だ。マイナス成長は2017年まで続く見通しだ。LEDテレビの出荷台数自体は前年比3%増、2億900万台の予測だ。15日付工商時報が報じた。
LEDインサイドはまた、来年はテレビのバックライト用LEDのパッケージング(封止)で規格化が進み、封止企業の生産規模拡大にプラスに働くと指摘。また、封止企業は研究開発(R&D)においてチップの発光効率の向上のみに注力できるようになると指摘した。
また、LED照明の来年の生産額は178億米ドルで、初めてバックライト用を上回る予測だ。需要増に伴い、台湾企業ではLED封止大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)やLEDエピタキシャルウエハー最大手、晶元光電(エピスター)などが恩恵を受ける見通しだ。
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