ニュース 電子 作成日:2013年12月16日_記事番号:T00047617
クアルコムが先ごろ、ミドルエンドの第4世代(4G)移動通信規格対応スマートフォン向けに新プロセッサー「Snapdragon(スナップドラゴン)410」を発表した。同チップは64ビット対応で、オクタコア(8コア)チップにより世界のハイエンドスマートフォン市場で勢力拡大を狙う聯発科技(メディアテック)にとって大きな圧力となりそうだ。16日付電子時報が報じた。
クアルコムの新チップ発表は、最近著しい成長を遂げるメディアテックの脅威を前提にしたものとされる。
業界関係者によると、世界のスマートフォンブランドが4G機種の最初の製品を発売する際、消費者の信頼度の高いクアルコムのチップを採用する可能性が高く、中国市場の「4G元年」とされる2014年を迎える直前に新製品を投入したことには、クアルコムが世界の4G市場での優位を確立すると同時にメディアテックの勢いを食い止めたいとの意向がうかがえる。
こうした中、メディアテックの8コアチップは短期的にハイエンド3G市場でのシェア拡大を目指す他なく、4G市場では当面劣勢を強いられることになりそうだ。
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