ニュース 金融 作成日:2013年12月17日_記事番号:T00047629
中央銀行が16日発表した統計によると、11月末時点での外国為替取扱指定銀行(DBU)の人民元預金残高が1,172億8,500万人民元(約2兆円)に上り、取り扱いが始まった2月以来初めて1,000億元の大台突破となった。前月比では288億元増と過去最高の伸びだった。台湾の銀行が人民元定期預金の金利を3%近くに引き上げたことと、人民元の先高感が強まったことで投資家の資金が集まった。17日付経済日報が報じた。
人民元預金残高は2月末から約12倍になった。最近では人民元預金を行う企業が大きく増えており、11月末時点で法人顧客が全体の6割、個人が4割を占める。企業が資産運用で人民元を重要視していることが分かる。
また、11月の人民元送金額は355億300万人民元で、前月比141億人民元増、増加幅は66.08%に上った。特に和碩聯合科技(ペガトロン)や鴻海科技集団(フォックスコン)など三角貿易を行う電子関連企業や、国泰人寿保険(キャセイライフ)や中国人寿保険(チャイナ・ライフ・インシュアランス)といった中国での株式・債券売買で利益を上げた生保大手による台湾への送金増加が全体を押し上げた。
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