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工作機械の11月輸出額、5.8%減


ニュース 機械 作成日:2013年12月17日_記事番号:T00047638

工作機械の11月輸出額、5.8%減

 台湾区工具機零組件工業同業公会(TMBA)が16日発表した11月の工作機械輸出額は2億9,700万米ドルで、前年同月比5.8%減だった。今年1~11月では32億3,100万米ドルで前年同期比17.4%減と、減少幅が1~10月の同18.5%から縮小した。通年では35億~36億米ドルと同16.5%減が予測されている。17日付工商時報が報じた。

 台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)の黄明和総経理と程泰集団の楊徳華董事長は、欧米の景気が徐々に回復しており、台湾の工作機械産業の景気も来年第2四半期には底を打つとの見方だ。

 一方、工作機械とは対照的に、機械設備の輸出は2カ月連続でプラス成長を遂げている。台湾区機器工業同業公会(TAMI)の統計によると、11月の輸出額は16億5,000万米ドルと前年同月比7.7%増だった。1~11月は179億米ドルで前年同期比3.2%減。通年では196億米ドルと、同2~3%減にとどまる見通しだ。