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竹科宜蘭園区、工場第1号が28日に着工


ニュース 電子 作成日:2013年12月17日_記事番号:T00047639

竹科宜蘭園区、工場第1号が28日に着工

 新竹科学工業園区(竹科)宜蘭園区(宜蘭県)服務処が16日、業務を開始した。また竹科管理局の顔宗明局長によると、センサーやメーターの校正業務を手掛ける、宇正精密科技(オムニ・キャリブレーション・ラボラトリー)が28日から同園区初の工場建設に着工する予定だ。17日付聯合報が報じた。

 宜蘭園区の総開発面積は70.6ヘクタール、うち建設用地は34.8ヘクタールで、デジタルコンテンツ、通信ナレッジサービス、研究開発(R&D)関連企業の誘致を目指しているが、現在入居を予定するのは宇正精密のほか2社のみ。

 同園区では環境への配慮から大量の水や電気を使用する産業を誘致することはできず、企業への訴求力に乏しいとの声も上がっている。顔局長は「国家科学委員会(国科会)に規制の解除を希望する」と語った。

 また今後、園区内に30棟の標準工場建設を計画しており、来年初めにも入札を実施する予定で、これが完成すれば入居企業が相次ぐと管理局は見込んでいる。