ニュース その他製造 作成日:2013年12月19日_記事番号:T00047697
製紙最大手の永豊餘集団傘下の中華紙漿(中華パルプ)の花蓮工場(花蓮県吉安郷)からアルカリ性の廃水が排出され、花蓮渓が汚染されていると環境団体が告発したものの、花蓮県環境保護局(環保局)が十分な検査を行っていなかった疑いが浮上した。19日付蘋果日報が伝えた。
環境団体は昨年9月以降、環保局に少なくとも5回の告発を行い、同局は69回のサンプル採取を行ったが、いずれも違反は認められないとの結果が出た。しかし、環境団体が行政院農業委員会林務局花蓮林区管理処に別途告発したところ、8回の検査で不合格となったケースが2回あった。pH値(標準は6~9)は最大で9.7を示した。
このため、環保局の検査に問題があったのではないかとの声が学識者から上がっている。
中華パルプ側は「花蓮工場のアルカリ性廃水は完全に法律に基いて排出している」として、工場独自の測定では法定基準を満たしていると主張した。
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