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頂新、康師傅の最大株主に復帰


ニュース 食品 作成日:2008年1月4日_記事番号:T00004770

頂新、康師傅の最大株主に復帰

 
 頂新集団は3日までに、康師傅控股の主要株主である世訊投資公司より85億台湾元(約287億円)で康師傅株3.4%を購入した。これによって頂新の持ち株比率は36.83%となり、サンヨー食品(本社・東京都港区、井田純一郎社長)を抜いて再び最大株主の座に復帰した。これについて4日付工商時報は、康師傅集団の今後の発展に対する頂新の自信を示したもの、と報じた。

 康師傅控股の2007年の売上高は32億米ドルと予想されており、既に日本を除くアジアで最大の包装食品グループとなっている。

 同社は中国食品市場で、即席めんはシェア46%、茶飲料は51%、ミネラルウオーターは18.6%で、いずれも分野別の首位となっている。果汁はダブルブランドでシェア16%の3位で、次の1位シェア獲得を目指す分野という位置付けだ。