ニュース 電子 作成日:2013年12月19日_記事番号:T00047700
IC設計の威盛電子(VIAテクノロジーズ)が華碩電脳(ASUS)とその子会社の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)にUSB関連の知的財産権を侵害されたとして、総額41億3,700万台湾元(約140億円)の支払いを求める損害賠償訴訟を起こしたことに関連し、ASUSの施崇棠董事長は18日、記者会見で不快感を表明し、法的な対抗措置も検討していくことを明らかにした。19日付工商時報が報じた。
施董事長は、ASUSは知的財産権を重視していると強調した(18日=中央社)
記者会見で施董事長は「最後まで争う」と4回も発言し、「台湾ブランドは対外的に団結して戦うべきで、足を引っ張り合うべきではない」と呼び掛けた。
今回の知的財産権侵害案件では、刑事裁判では祥碩科技のみが被告となっているが、施董事長は民事裁判でASUSも訴訟対象となったことに強い不満を抱いている。
市場では、ASUSが来年スマートフォン市場を積極的に攻略する方針を固めたことに対し、宏達国際電子(HTC)を傘下に持つVIAが横やりを入れたのではないかとする見方も浮上している。
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