ニュース 電子 作成日:2013年12月19日_記事番号:T00047701
拡散板・導光板メーカーの頴台科技(エンタイヤ・テクノロジー)は、投資額20億台湾元(約70億円)で桃園県龍潭に設立したポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム工場が試験生産を迎え、来年第1四半期に量産に入れる見通しとなった。同工場のPETフィルムは、主にタッチパネル用のITO(酸化インジウムスズ)の材料として使用され、現在日系企業の顧客にサンプルを送付したところで、今後は台湾や中国のメーカーへの供給も視野に入れるという。19日付電子時報が報じた。
同社は龍潭工場に海外大手メーカーと共同開発した同時二軸延伸機を導入した。長さと幅を同時に伸ばすことができ、一般のPETフィルムに見られる高温時に収縮する問題が起きず、大きな強みになるという。
同社はまた、中国テレビメーカーが高解像度4K2Kテレビで、直下型LED(発光ダイオード)バックライト搭載の低価格機種を開発する案件が増えており、拡散板の出荷増にプラスだと指摘した。同社は拡散板で50%以上の世界シェアを持つ。
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