ニュース 電子 作成日:2013年12月19日_記事番号:T00047706
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)の違法排水問題を受け、高雄市政府環境保護局(環保局)は高雄K7工場に対し、早ければ20日にも操業停止命令を下すとみられる。環保局職員は、現行法では、操業停止期間を明確に定めていないが、設備改善書の提出や試験的な稼働による評価、15日以上にわたる水質調査が必要なため、操業再開までに半年近くかかるとの見通しを示した。19日付経済日報などが報じた。
ASEの一部従業員は失業などを懸念し高雄市政府に対し、工場停止の回避を訴えた。なお、これを受け同社は、従業員の自発的行為であり、現状で人員削減計画はないと説明した(18日=中央社)
ASEはK7工場の違法排水に関して、高雄市環保局よりきょう19日までに意見陳述書の提出を求められている。同社は同工場の改善計画提出によって何とか操業停止を食い止めたいが、仮に操業停止が決定した場合でも、減産措置による排水量抑制にとどめ、全面停止は避けたい考えだ。
関係筋によると、高雄市環保局は経済部に対し同工場停止に関して意見を求めており、経済部は産業への衝撃を避けるため、工業技術研究院(工研院)に至急評価報告書の提出を委託したもようだ。
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