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頂呱呱、17年ぶりに中国再進出


ニュース 食品 作成日:2008年1月4日_記事番号:T00004772

頂呱呱、17年ぶりに中国再進出

 
 台湾各地に70余店をチェーン展開する台湾式ファーストフードの頂呱呱(T.K.K.フライドチキン)は1日、中国広東省東莞に旗艦店をオープンした。これは上海店に次ぐ2店目で、17年ぶりの中国再進出となる。4日付聨合報が伝えた。

 頂呱呱は17年前、1億台湾元(約3億3,600万円)を投じて新疆ウイグル族自治区のウルムチを含む中国各地に直営店を出店。しかし、全国展開のスピードが速すぎて失敗した苦い経験がある。

 その教訓から、今回はコストの高い直営店経営をやめ、地域を華南市場に限定したフランチャイズ型の事業展開を行う方針で、2カ月以内に加盟店をオープンさせる。

 頂呱呱はマクドナルドとケンタッキーという強力な同業ライバルに対して、冷凍チキンは使わずに新鮮な鶏肉を使用することで差別化を図る考えで、広東市場の消費者の嗜好(しこう)に合わせてスープ類を投入する予定という。