ニュース 医薬 作成日:2013年12月20日_記事番号:T00047722
新薬開発の基亜生物科技(メディジェン・バイオテクノロジー)は19日、オンコリスバイオファーマ(本社・東京都港区、浦田泰生社長)と共同開発した肝臓がん新薬「OBP−301(テロメライシン)」が欧州特許庁(EPO)から英国、ドイツ、フランスなど欧州連合(EU)14カ国で特許登録手続きを行うことを認められたと発表した。これまで日本、米国、中国、韓国など10カ国で特許を取得している。20日付経済日報などが報じた。
OBP−301は腫瘍溶解ウイルスで、臨床では主に腫瘍部位への局所注入による治療を行い、がん特異性を発揮することで全身性の副作用が大幅に軽減されることが期待されている。
米国では固形がんに対する第1相臨床試験が完了しており、米食品医薬品局(FDA)と台湾の衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)から肝臓がんを対象とした第1相、第2相臨床試験の認可を得ている。来年上半期にも中~末期の肝がん患者を対象に実施する見通しだ。
また、肝臓がん治療薬「PI-88」も複数の国で第3相臨床試験を行っており、近く終了する見通しだ。
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